フランスとエトワール凱旋門フランスの首都パリのシャルル・ド・ゴール広場にあるエトワール凱旋門(下の画像)と言えば、7月14日のパリ祭(フランス革命記念日)に華やかな儀式やパレードが行われる場所だね。
西暦1919年の第一次世界大戦の戦勝パレードや、西暦1944年のナチス・ドイツの占領からのパリ解放のパレードもこのエトワール凱旋門を通過している。このエトワール凱旋門は、フランスの自由や独立や栄光の象徴ということなんだろうね。
エトワール凱旋門は皇帝ナポレオンの戦勝記念エトワール凱旋門(下の画像はその夜景)は、アウステルリッツの戦いにおける勝利を記念する為に、フランス皇帝ナポレオンの命によって西暦1806年に建設を始めたものなんだそうな。
ところが、ナポレオンが退位してブルボン王政が復活すると、エトワール凱旋門の建設工事は停まってしまった。そして西暦1830年の七月革命によって即位したルイ・フィリップによって工事は再開され、西暦1836年にエトワール凱旋門が完成したわけだ。
カルーゼル凱旋門もあったけどちなみに、フランス皇帝ナポレオンの戦勝を記念するものとしては、今のルーブル美術館とテュイルリー庭園との間にあるカルーゼル凱旋門(下の画像)もある。
でも、エトワール凱旋門の高さ 50メートルに対して、カルーゼル凱旋門の高さは 19メートルだからね。偉大な英雄 ナポレオンとしては、カルーゼル凱旋門では満足できなかったのかな。
カルーゼル凱旋門だって、イタリアの首都ローマのフォロ・ロマーノで見ることの出来る古代ローマ時代のセプティミウス・セヴェルス帝の凱旋門やコンスタンティヌス帝の凱旋門をモデルにした立派なものなんだけどね。
エトワール凱旋門の上から眺めたパリついでながら、このシャルル・ド・ゴール広場のエトワール凱旋門の上に登ることもできるんだ。
上の画像は、そのエトワール凱旋門の上からエッフェル塔方面を眺めた景色だね。
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