フランスの首都パリのオペラ座(オペラ・ガルニエ)西暦1862年、皇帝ナポレオン3世による第二帝政下のフランスの首都パリでオペラ座の建設工事が始まった。設計者はシャルル・ガルニエ。その名からオペラ・ガルニエとも呼ばれるんだそうな。
あのフランス皇帝ナポレオンの甥であるナポレオン3世は、セーヌ県知事オスマンとのコンビでパリの大改造を進めていた。ブローニュの森を整備したのもその一環だった。そしてこのオペラ座あるいはオペラ・ガルニエ(パリのオペラ座としては13代目になるらしい)を建てるにあたっては、多くの建物を取り壊したらしい。
もう一つ余談なんだけど、このパリのオペラ座を設計したシャルル・ガルニエは、コート・ダジュールのモナコ公国にあるモンテカルロのグラン・カジノも設計したんだそうな。
オペラ座(オペラ・ガルニエ)の中の見学このパリのオペラ座の内部は、見学者の為に公開されているんだ。但し、舞台稽古などが行われている時には、当然ながら舞台を見学することはできないけどね。
私はパリ滞在中にオペラ座(オペラ・ガルニエ)を2回訪れた。出来れば内部を見学したくてね。でも、あいにくと2回とも舞台稽古などの都合で入ることができなかったんだ。縁が無かったんだね。
イギリスの首都ロンドンでミュージカル「オペラ座の怪人」ちなみに、このパリのオペラ座を題材として作られたのが、ミュージカル「オペラ座の怪人」だよね。このパリの大きなオペラ座の建物のどこかに怪人が隠れ住んでいるという噂がヒントになったらしいけどね。
上の画像は、イギリスの首都ロンドンでミュージカル「オペラ座の怪人」を上演しているハー・マジェスティーズ・シアターの入り口の様子。私がロンドンに住んでいた頃、日本から来るお客さんの中には「オペラ座の怪人」を見たがる人が少なくなかった。おかげでお供として私も何度も「オペラ座の怪人」を観ることが出来たよ。パリのオペラ座には縁がなかったんだけどね。
ついでながら、ロンドンのレスター・スクエアの周辺にはチケット・オフィスがいくつもある。そこへいけばその日の夜のミュージカルのチケットが手に入ることも少なくなかったね。もちろん、驚くほど値段が高いことも少なくなかったけどね。
パリのオペラ座の天井画を描いた画家マルク・シャガール後になって知ったことなんだけど、このパリのオペラ座の天井画を描いたのは、ロシア出身のユダヤ人で後にフランス国籍を取得した画家マルク・シャガールだった。彼の天井画は西暦1964年に完成したらしい。それを知っていれば、諦めずに何度もオペラ座に行ったのに ・・・。ちなみに、フランス南部コート・ダジュールのニースにあるシャガール美術館へ行けば、彼の作品を色々と見ることができるよ。
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