ローマのスペイン階段・スペイン広場からコンドッティ通りイタリアの首都ローマで人気の観光スポットといえば、ヴァティカン美術館・博物館やサン・ピエトロ大聖堂、コロッセオ(円形闘技場)などのあるフォロ・ロマーノに並んで、映画「ローマの休日」で名高いスペイン階段・スペイン広場かな。そのスペイン階段から見下ろしたスペイン広場の様子が下の画像なんだけど、イタリア・バロックの彫刻家ベルニーニによるバルカッチャの噴水(舟の噴水)の周囲を多くの人々が歩いているね。
上の画像をもう一度見てほしいんだけど、バルカッチャの噴水の向こうに道が続いているでしょ。それがコンドッティ通りなんだ。そこをちょいと歩けば、イタリアを代表するカフェの一つでもあるカフェ・グレコに行くことができるんだ。(かつてマルタ島を領有していた聖ヨハネ騎士団の本部もある。)
カフェ・グレコはイタリアの老舗スペイン広場を出発して有名ブランドの店が並ぶローマのコンドッティ通りを歩き、間もなく到着するカフェ・グレコの店頭が下の画像。
このカフェ・グレコ、西暦1760年にオープンしたというイタリアを代表する老舗なんだそうな。ちなみに、何故に「カフェ・グレコ」と名づけられたかといえば、所有者がギリシャ人(グレコ)だったから。スペインの古都トレドなどに作品を残す画家エル・グレコと同様だね。
ローマのカフェ・グレコと芸術家たちそんなイタリアの老舗カフェ・グレコの店内の様子が下の画像なんだけど、いつも混んでいるから空いている席を見つけるのが大変なんだ。
このローマの老舗カフェ・グレコには、多くの芸術家が通っていたらしい。例えば、メンデルスゾーン、ベルリオーズ、リスト、ワーグナー、ニーチェ、スタンダール、ボードレールなどなど。
イタリアの重要文化財 カフェ・グレコ多くの文化人が通ったローマの老舗カフェ・グレコなんだけど、今では店そのものが文化財になっている。西暦1953年のことなんだけど、カフェ・グレコがイタリアの重要文化財に指定されたんだそうな。
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