ヨーロッパの歴史風景 近世編




西暦1710年、イギリスの首都ロンドンで、セント・ポール大聖堂が完成。


イギリスの首都ロンドンを代表する観光名所
セント・ポール大聖堂

日本人に限らず、世界各国からイギリスの首都ロンドンを訪れる観光客にとって代表的な観光名所の一つがセント・ポール大聖堂かな。

ロンドンのシンボル的な存在 セント・ポール大聖堂をテムズ川の南から眺めた(イギリス)

とっても大きな建物だし、白いドームが印象的だし、ロンドンのあちこちから見えるよね。例えば、上の画像はテムズ川の南から眺めたセント・ポール大聖堂の姿なんだ。

ダイアナ皇太子妃の結婚式やネルソン提督・ウェリントン将軍

今は亡きダイアナ皇太子妃がチャールズ皇太子と結婚式を挙げたのも、イギリスの首都ロンドンにあるセント・ポール大聖堂だった。

ネルソン提督ウェリントン将軍などのイギリスの英雄たちのお墓があるのもセント・ポール大聖堂だね。(下の画像は、セント・ポール大聖堂の中にあるネルソン提督のお墓。)

イギリスの首都ロンドンのセント・ポール大聖堂の中のネルソン提督の墓

ちなみに、現在のセント・ポール大聖堂が完成したのは、西暦1710年のこと。元の大聖堂が西暦1666年に大火で焼け落ち、再建を始めて35年もかかったんだそうな。

セント・ポール大聖堂の夜景(ロンドン、イギリス)

そして、下の画像は夜のセント・ポール大聖堂。

ロンドンのセント・ポール大聖堂の夜景(イギリス)

私がロンドンに住んでいた頃、勤務していた会社のオフィスは金融街シティの一画にあり、セント・ボール大聖堂も近かったんだ。だから、仕事を終えてオフィスを出ると、セント・ボール大聖堂の夜景を見たものだった。イギリス時代を思い出させてくれる懐かしい画像だ。

アングロ・サクソン時代のセント・ポール大聖堂

ところで、西暦43年にイギリスの首都ロンドンを築いたのは古代ローマ帝国だった。その一画にセント・ポール大聖堂の起源となる教会が建立されたのは、古代ローマ帝国がイギリスから引き上げて200年ほど後、西暦604年のことと言われている。

ローマの教皇によってイギリスに派遣され、カンタベリーで布教を始めた聖アウグスティヌスの努力により、キリスト教を受け入れ始めたアングロ・サクソン人が建立したらしい。それが今のような立派なセント・ポール大聖堂になったとか。

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