イギリス女王エリザベス2世西暦1952年2月6日、イギリス女王としてエリザベス2世が即位した。亡くなった先王にして父であるジョージ6世の跡をついでの即位だった。新しい女王エリザベス2世は1926年4月21日生まれ。女王となった時には25歳だった。 女王エリザベス2世は即位の5年前の1947年にエディンバラ公フィリップと結婚していた。エディンバラ公はイギリスの黄金時代を築いたヴィクトリア女王の曾孫を母に持ち、ギリシャの王子を父に持つ人物。英国海軍の軍人だった彼は、結婚前にエディンバラ公に叙せられている。 エリザベス女王とエディンバラ公フィリップとの間には3人の王子と一人の王女が生まれている。その長男がダイアナ妃と結婚していたチャールズ皇太子だね。それからアン王女、アンドリュー王子、エドワード王子と続く。 説明が前後するけど、このページにある画像はどれもイギリスのお金。それぞれにイギリス女王エリザベス2世の肖像をあしらっている。右上のコインの画像は、上から下に向かって年代順だ。女王が次第に風格を増していくのがわかるよね。(ああ、表現に気を使っちゃった...。) コインに描かれているエリザベス2世は横顔ばかりだから、イギリスの紙幣の画像も載せておこうかな。これならばエリザベス2世のお顔(上の画像)がもっとわかるからね。 イギリスはユーロを導入していないついでながら、イギリスはまだヨーロッパ連合 EU の通貨「ユーロ」を導入していない。故にコインのみならず、上の画像のように紙幣についても独自のものを使っている。他方で「ユーロ」を導入した国は、コインについては独自のものを使えるけれども、紙幣についてはヨーロッパ共通のものになってしまったわけだ。例えばスペインはかつてエルナン・コルテスなどの自国の英雄を紙幣に印刷していたけれども、ユーロ導入後はそんな各国独自の紙幣は見られなくなった。そんなわけで、イギリスの紙幣は貴重な存在なんだよね。 即位60周年を記念してビッグ・ベンが「エリザベス・タワー」にところで下の画像なんだけど、イギリスの首都ロンドンにあるウェストミンスター宮殿(国会議事堂)とビッグ・ベンだよね。
西暦2012年はイギリス女王エリザベス2世の即位60周年なんだけど、それを記念してビッグ・ベンという名前を「エリザベス・タワー」に改めることになったんだそうな。ビッグ・ベンという昔からなじんだ名前に愛着を持つ人も多いみたいだけどね。
イギリス女王エリザベス2世の結婚65周年即位60周年を祝ったイギリス女王エリザベス2世にとって、西暦2012年は別の意味でもめでたい年だった。というのも、エリザベス2世は西暦1947年にウェストミンスター寺院でフィリップ殿下と結婚式を挙げたらしい。つまり、西暦2012年は女王にとって結婚65周年というめでたい年でもある。ご夫婦そろって結婚65周年を祝うイギリスの君主は、エリザベス2世が最初なんだそうな。
イギリスの君主としての在位期間が最長に西暦2015年9月9日、ロンドンのウェストミンスター寺院の鐘が鳴り響き、バッキンガム宮殿の前に多くの人々が集まった。というのも、この日を以て女王エリザベス2世の在位期間が63年と217日となり、ヴィクトリア女王の在位期間を抜いて、イギリスの君主として最長となったんだそうな。その時点での女王の年齢は89歳になっているらしいけど、お母上は101歳まで長生きしているらしい。加えて、女王は犬との散歩などを含む規則正しい生活習慣を続けているとか。在位期間はまだまだ長くなりそうだね。
イギリス王室とドラキュラ話は飛ぶんだけど、ルーマニアの吸血鬼ドラキュラにはモデルがいた。中世ワラキア公国の支配者ヴラッド・ツェペシュ公だね。そのワラキア公はエリザベス女王やチャールズ皇太子の御先祖の一人にあたるらしい。その故かどうかはわからないけど、チャールズ皇太子はルーマニアのトランシルヴァニア地方が大好きで、同地方にある農家を買い取って所有しているらしいよ。
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