ヨーロッパの歴史風景 近代・現代編




西暦 1894年、テムズ川をまたぐタワー・ブリッジがイギリスの首都ロンドンで完成した。


テムズ川をまたぐタワー・ブリッジ
(ロンドン、イギリス)

西暦1894年、ヴィクトリア女王の下で広大な大英帝国を築き上げ、世界を制覇する勢いのイギリスの首都ロンドンで、テムズ川にかかるタワー・ブリッジ(下の画像)が完成した。

ロンドンのテムズ川にかかるタワー・ブリッジ(イギリス)

古風なゴシック指揮のデザインが採用されたのは、北側にあるロンドン塔とのバランスを考慮したからなんだって。

タワー・ブリッジの上から眺めたロンドンとテムズ川

このタワー・ブリッジには、観光客も登ることが出来るんだ。橋の北側の塔の西側にチケット売り場がある。そこでチケットを買い、エレベーターで昇ることができる。そして、タワー・ブリッジの上の展望遊歩道から眺めたロンドンとテムズ川が下の画像なんだ。

ロンドンのテムズ川にかかるタワー・ブリッジの上から見た風景(イギリス)

画像の中央に写っているのは、戦艦ベルファスト号。川の右側(北側)がロンドンの金融街シティ。余談ながら、この見事な眺めの展望遊歩道だけど、お金さえ出せば、貸切でパーティを開くことも出来るらしいよ。日本のバブルの時代には、このタワー・ブリッジの上で日本の銀行や証券会社などがよくパーティを開いていたらしい。

ガラス張りになったタワー・ブリッジの展望遊歩道

西暦2014年11月に眼にした報道によれば、このタワー・ブリッジの展望遊歩道の床がガラス張りになったらしい。足下のはるか下に橋を渡るバスロンドン・タクシーを眺めながら、テムズ川の風景を楽しむことが出来るという趣向だね。

でも、間もなく報道されたニュースによれば、あるイベントの際にスタッフがガラス瓶を落としてしまった。その結果、床のガラスの1枚が割れてしまったとか。但し、4枚重ねのガラスのその上に張られたカバー・ガラスが割れただけであり、安全には問題なく、しかも翌日には新しいガラスに交換されたとか。でも、割れたままのガラスもスリルが倍化されて・・・いやいや、やっぱ怖すぎるか。

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