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西暦1266年、ノルウェー領だったヘブリディーズ諸島が、パース条約によってスコットランド(イギリス)に譲られた。
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スコットランドで人気の観光地 スカイ島(ヘブリディーズ諸島、イギリス)
イギリス北部スコットランドで人気の観光地の第一はエディンバラかな。その次はネス湖だろうな。森の石松じゃないけど、その次は ・・・
そろそろ登場しそうなのが、スコットランドの西にあるスカイ島かもしれないね。上の画像はスカイ島にあるドントルン城なんだけど、スコットランドの中でもスカイ島は私の気に入りの場所なんだ。
かつてはノルウェー領だったヘブリディーズ諸島
このスカイ島が属しているヘブリディーズ諸島なんだけど、歴史に「もし ・・・ 」があったならば、今でもノルウェー領だったかもしれないんだ。
というのも、西暦1098年にノルウェー王マグヌスがスカイ島も属するヘブリディーズ諸島を含むスコットランド周辺の島々を征服していたんだ。それがスコットランドに帰属するようになったのが、西暦1266年にパース条約が結ばれたから。その条約でヘブリディーズ諸島はお金と引き換えにノルウェーからスコットランドに譲られたわけだ。
上の画像は、スコットランドの海辺から入り江の向こうのスカイ島を眺めた様子。このあたりには島や小さな入り江がとっても多いんだ。かつては北欧のヴァイキング(そしてノルウェー)がこのあたりを支配していたというのも無理はないよね。
ノルウェー時代の「ルイスのチェス駒」
イギリスの首都ロンドンにある大英博物館には、ノルウェー時代のヘブリディーズ諸島(ルイス島)にゆかりの出土品が展示されている。それが下の画像にある「ルイスのチェス駒」なんだ。
高さ 10cmほどのこのチェス・メンは、12世紀、つまりヘブリディーズ諸島がノルウェーに支配されていた頃のもの。おそらくはノルウェー製と考えられている。
1831年にヘブリディーズ諸島のルイス島で発見されたこのチェス駒の複製品は、イギリス各地にあるパスト・タイムの店で売られているから、目にした人もいるだろうね。ひょっとしたら、お土産に買った人もいるかも。
映画「ハリー・ポッター」にも登場したらしい
余談ながら、このチェスメンは映画「ハリー・ポッター」にも登場していたらしい。私は「ハリー・ポッター」を観ていないから、知らないんだけどね。
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