現代イタリアの奇跡の人 パドレ・ピオ(ピオ神父)「奇跡」というと、まだまだ迷信が人々を惑わしていた古代や中世のことだと思っちゃうよね。ところが、20世紀のイタリアにも奇跡の人がいたと信じられているんだ。
それが上の画像にあるパドレ・ピオ(ピオ神父)。資料によれば、西暦1918年、修道士であり神父でも会ったパドレ・ピオの身体に5ヵ所の傷跡が浮かび上がった。十字架刑に処されたイエス・キリストの傷と同じ場所に。
聖人に列せられたパドレ・ピオ(ピオ神父)そんな奇跡の人パドレ・ピオ(ピオ神父)が亡くなったのは西暦1968年のこと。同時に彼の身体にあった聖痕は消えてしまった。でも、彼の葬儀には彼の奇跡を信じる10万人もの人々が集まったんだそうな。
そして西暦2002年6月16日、パドレ・ピオ(ピオ神父)はローマ教皇によって聖人の列に加えられた。上の画像に見えるように、多くの人々がイタリアの首都ローマのサン・ピエトロ大聖堂(ヴァティカン)に集まり、彼の列聖を祝ったんだ。
今も人々に慕われている聖人パドレ・ピオ(ピオ神父)そんなパドレ・ピオ(ピオ神父)は今でもイタリアの人々に慕われている。そのイタリアではパドレ・ピオに関する多くの本が出版され、また読まれているらしいよ。
奇跡とか聖人とか宗教とか、昔の存在のようにも思えるよね。でも、現代でも人々は宗教を求めている。ヨーロッパの人々はキリスト教を必要としているんだろうね。もちろん、「キリスト教」は一つではなくなっているにしても・・・。全ての人々ではないにしても・・・。更にヨーロッパにはキリスト教以外の宗教を信じる人々も無宗教の人々も増えつつあるにしても ・・・。
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