ヨーロッパの歴史風景 近代・現代編




西暦 1854年、ブローニュの森がフランスの首都パリの街外れに完成した。


フランスの首都パリのブローニュの森

フランスの首都パリの郊外(といっても、シテ島のノートルダム大聖堂からならば 6kmほどかな)に広がる森がある。それが、フランス皇帝ナポレオン3世によって西暦1854年に完成されたブローニュの森なんだ。

フランスの首都パリの郊外にあるブローニュの森

上の画像に見えるように、ブローニュの森の中を犬を連れて散歩する人、ジョギングする人、皆さん各々に楽しんでいる。

ブローニュの森には博物館、バラ園、競馬場やテニス・コートなど

西暦1854年にナポレオン3世によって完成されたと書いたけれども、このブローニュの森は元々は貴族たちが狩猟などを楽しんでいた場所だったらしい。その森をナポレオン3世が整備したというべきなんだろうね。

今ではブローニュの森の中に博物館、バラ園、競馬場などもある。そして全仏オープンの場所となるテニス・コートもあるんだ。(イギリスの首都ロンドンでいえば、ウィンブルドンみたいな。)

フランスの首都パリの郊外にあるブローニュの森の水辺

但し、歴史的にブローニュの森にはおホモだちがたくさん集まるらしい。しかも、夜の蝶の皆さん(夜の特殊職業婦人)も多いんだそうな。というわけで、治安が良い場所とは言えないんだ。特に女性の皆さん、いや男性もかな、ブローニュの森を歩く場合には、気をつけた方が良いかも。

ブローニュの森の中のレストラン「グランド・カスカード」

そんなブローニュの森には夜は近づかないのが無難 ・・・ なんだろうけど、でもブローニュの森のレストラン「グランド・カスカード」は捨てがたい。

フランスの首都パリの郊外にあるブローニュの森の中のレストラン「グランド・カスカード」の外観

上の画像がそのレストラン「グランド・カスカード」なんだけど、ミシュラン一つ星を長く維持している良い店だね。奇をてらうことなく、オーソドックスに、でも陽気なスタッフが元気にサービスをしてくれる。ミシュラン一つ星以上の価値があると我が家では評価されているんだ。というわけで、夜のブローニュの森に食事に来ることもあるよね。できれば、そんな場合にはタクシーで来たいよね。

「グランド・カスカード」で食べた鱸のパイ包み焼き

そして下の画像はブローニュの森のレストラン「グランド・カスカード」で食べた鱸のパイ包み焼き。

フランスの首都パリの郊外にあるブローニュの森の中のレストラン「グランド・カスカード」ので食べた鱸のパイ包み焼き

プリプリの鱸とシンプルな味付け。良い素材を丁寧に調理した料理だった。ソムリエさんも良いワインを勧めてくれて、食事を美味しく楽しませてくれた。パリの良い思い出になったディナーだったね。ブローニュの森を散歩するならば、このレストランでランチあるいはディナーも良いかも。

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