イングランド南部の田舎町ライは中世の港町(イギリス)イギリスの首都ロンドンから南東へ、イングランド南部の海岸線をドーバーから西へブライトンに向かって走れば、その途中にライという小さな街があるんだ。(右の略図を参照。)そのライが中世の面影を残す可愛い町。イギリスの観光ガイド・ブックではよく見かける表現だけど、「イギリスで最も美しい街の一つ」なんだそうな。 このライは、14世紀頃には栄えた港町だったらしい。といっても、ライの近くに海は見えないけど ・・・。数百年の間に海が後退し、今ではライから海まで 2マイル( 3km)以上もあるらしいよ。 中世の港町ライにある石畳のマーメイド・ストリートそんな中世の港町の目抜き通りは、右の画像にあるマーメイド・ストリート。狭い道の左右に古くて可愛い家々が並んでいる。そして道は古風な石畳。と言っても、実はとっても歩き難いんだ。というのも、平らではなくて、丸っこい石を埋め込んであるから。この道を歩くならば、ハイヒールはやめた方がいいね。 アンティークのようなライの街とも表現されるんだけど、ライにはアンティーク屋さんが多いんだ。といっても、イギリスは言うまでもなく、世界各地から観光客が来るライだから、アンティーク屋さんの品物のお値段も観光地価格 ・・・ かもしれないね。 実は私はライのアンティーク屋さんで気に入ったチェス・セットを見かけたんだけど、ちょいと高くて手が出なかったことがあったよ。
中世の旅籠マーメイド・インは海賊たちの溜まり場中世の港町だったライで、ホークハースト・ギャングという海賊たちの溜まり場だったのが、下の画像にある旅籠マーメイド・インだった。創業は12世紀だったらしいけど、西暦1420年に上の建物が完成して新装開店したらしい。ということは、上の画像にあるマーメイド(人魚)さんも600歳近いのか ・・・。人魚は年齢をとらないのかもしれないけどね。 ちなみに、この旅籠マーメイド・インは今でも営業している。泊まることもできるし、中のレストランでは食事も出来るんだ。私たちがライを歩いた時には満席で入ることが出来なかったんだけどね。
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