アメリカ大陸を発見した幸運のレイフ(レイフ・エリクソン)アメリカ大陸に到達した最初のヨーロッパ人 ・・・ といえば、殆どの人はコロンブスと答えるよね。あるいはアメリゴ・ヴェスプッチ(この人物の名がアメリカという名の元となった)と答える人もいるかもしれないね。
ところが、彼らよりも500年近く前にアメリカ大陸に到達していたと考えられる人物がいる。それが幸運のレイフ、あるいはレイフ・エリクソンだった。彼は西暦1000年頃にはアメリカ大陸を発見していたとも言われているんだ。(上の画像はその発見を描いたアイスランドの切手。)
ノルウェー系ヴァイキングレイフ・エリクソンの父親である赤毛のエリクは、10世紀半ばにノルウェーで生まれたヴァイキングだった。(下の画像はヴァイキングたちを生み出したノルウェーのソグネ・フィヨルドの風景。)
しかし、エリクの父親(レイフの祖父)が殺人の咎によってノルウェーを追放された為に、一族でアイスランドに移り住んでいる。幸運のレイフはそのアイスランドで生まれたんだそうな。ちなみに、彼はレイフ・エリクソンとも呼ばれるけれども、エリクソンとはエリクの息子という意味なんだね。
アイスランドに立つ幸運のレイフの像かくして忘れられた英雄とも呼ぶべきヴァイキング 幸運のレイフ(レイフ・エリクソン)なんだけど、彼が生まれたアイスランドの首都レイキャビクには、彼の像が立っている。
上の画像がレイキャビクのハットルグリムス教会の前に立つ幸運のレイフの像なんだけど、これは西暦1930年にアメリカから贈られたものらしい。
アメリカ大陸を再発見したコロンブスというわけで、コロンブスよりも500年近く早くアメリカ大陸に到達したのは、アイスランド生まれのヴァイキング 幸運のレイフ(レイフ・エリクソン)ということなんだけど、彼が進めたアメリカへの入植が失敗に終わったこともあり、彼の発見は忘れられてしまっていた。
そして西暦1492年、コロンブスがアメリカ大陸を再発見し、多くの人々が新大陸へ向かうことになったわけだ。(上の画像はコロンブスによるアメリカ発見を描いたアイスランドの切手。)
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